黒中サウンドを出し切ったマーチング全国大会


マーチングコンテスト全国大会の地、大阪城ホール。
紅葉も深まり落ち葉舞い始めた11月18日。第31回全日本マーチングコンテストに、昨年度に引き続き中国地区代表として出場いたしました。
 
 
別日に行ったリハーサルの様子

出場できる喜びをかみしめ、当日を迎えた29人のメンバーたち。
最高のパフォーマンスを発揮するため、本番に向けコンディションを整えてきました。
全国から集まる先鋭たちの中、引き継いできた黒瀬中サウンドと少人数ならではの演奏と演技をポリシーに、今までやってきたとおりをホールいっぱいに響かせてきました。
心強い大きな拍手と声援をたくさんいただきました。
 
 

一つになって発揮する力は何よりも大事。技術のみならず気持ちの持ち方をどう本番に向けていくか。これらも全て実力のうち。結果は銀賞で目標にはあと一歩届きませんでしたが、勉強になった大会でした。
支えていただいた学校及び関係者、保護者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

30thマーチング全国大会に出場

平成29年11月19日、大阪城ホール
第30回マーチングコンテスト全国大会(全日本吹奏楽連盟)

全国大会の舞台、大阪城ホールに到着した25人の部員たちは感じていました。
自分たちを信じ日々の練習を積み重ねた成果と挑戦を続けてきた結果、たどり着いた場所。

前々日に場当たりを行いました。

大会プログラムで、本校は1番、9時が本番です。
当日は、夜明け前から準備を始めました。

会場入りすると、ウォーミングアップ。スケジュールに合わせてチューニング、リハーサルを行い、ホール入口の待機場所へと進みます。
最高の緊張感で、胸が高まるときです。
本番を待つ時間、もう一度目を閉じて動きを確認します。会場いっぱいに黒中サウンドを響かせる。この一瞬に全てをつぎ込むことに集中します。先生からの最終のアドバイス。仲間と目を合わせお互いに励まし合います。

9:00 アナウンスとともにホールの扉が開きます。
「黒中!ファイト―!!」掛け声で緑のシート上に駆け出します。
会場からも声援が響きます。
何物にも代えられないこの瞬間。

赤黒ユニホームが機敏に動く姿は、少人数こそできるパフォーマンスでマーチングの楽しさを表現します。その姿に、音楽を通じた仲間との一体感と、一人ひとりの輝きを観ることができました。



本番後の表情は、清々しさとやり遂げた充実感にあふれていました。


ドラムメイジャーを務めた上垣内さん(2年生)は、「今まで支えて下さった保護者の方、先生方、仲間達に感謝する気持ちで演技することが、出来ました。最初は、初めてのバトンでとても不安だったけどあの大きな大阪城ホールで演技できて、とても楽しかったです。また来年も、あの舞台に立てるようこれからもみんなで頑張りたいです。」と、目を輝かせて語っていました。